彩玉ボードなら、初心者から専門家の方まで楽しくレリーフ(浮き彫り)を制作できます。あなたの感性をいかして個性的な作品を作りましょう。
2.あら彫リ
- 三角刀で下絵の輪郭を浅く彫ります。
- 平刀か丸刀で、一番低い(遠い)ところ(図2中の※印の部分)を彫っていきます。
- (ボードの厚みの
半分くらい彫り下げる) - 全体のパランスを見ながら平刀、
丸刀または三角刀などを使い分けて、各面を少しずつ立体的に彫りすすめます。
※彫りすぎて欠けてしまった場合は、木工用水性接着剤(ボンドなど)で接着することである程度補修できます。
3.部分彫り
- 彫っていくうちに下絵が消えた場合は、元の下絵を見ながら鉛筆などで描き足します。
- 画面に凹凸の変化をつけたり、曲面を削ったりして、深みや遠近感を出るようにしましょう。
(決して一部分だけを深く彫ったり、仕上げてしまったりしないで、少しずつ全体を形づけるように)
着色する
- まず材料の裏で試し塗りをして、色調や吸水性をよく確認してから作業を開始しましょう。
- 着色はレリーフの一番奥となる部分から、手前へ向かって行いましょう。
- 乾燥後、クリアラッカー(スプレー
缶入り保護剤)を吹き付けておくと汚れや色落ちから守られ作品面を美しく保てるようになります。
- D・E面を彫つたら、A~ C各面は少しづつ、バランスをみながら立体的に彫っていきます。(先にA面・C面 だけを彫りあげてしまわないように注意)
- ↓印の各面の境界を彫り込み,くつきりさせる。